天然記念物にも指定され、「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる吹割の滝は人気の観光スポットです。
川が割れたような滝は珍しく、その光景は多くの人も惹きつけています。
しかし、そんな吹割の滝を訪れてがっかりしたという意見もあります。
今回は、吹割の滝を訪れてがっかりしてしまう理由について解説していきます。
吹割の滝を観光してがっかりしてしまうポイントを知れば、楽しむためのコツが見えてきます。
観光で吹割の滝に行きたいという方は、ぜひこの記事でがっかりポイントを避けられるようにしてください。
また、宿泊する宿もしっかり比較しないとがっかりしやすいポイントになります。
同じ宿でもサイトによって価格が違い、比較をしないと数千円の損をすることもあります。
サイトによって掲載されている宿も違うので、思わぬ穴場を見つけられることもあります。
旅行の満足度を上げるためにも、最低でも有名サイトでは宿を比較しておきましょう。
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吹割の滝でがっかりすること5選
まずは吹割の滝でがっかりしやすいポイントを紹介します。
ここから、それぞれのがっかりポイントの内容について解説をしていきます。
しっかりと対策をすることで防げるものもあるので、事前準備にいかしてみましょう。
①冬季に閉鎖期間があるので滝に近づけない場合がある
吹割の滝まで行く遊歩道は川沿いを歩く道が多くあります。
柵などの設置がない部分もあるため、路面凍結が起きる冬季は安全のため閉鎖されます。
この冬季中に訪れると吹割の滝に近づくことができずにがっかりすることになるでしょう。
冬の間も遠目から見れるスポットはありますが、せっかくなら近くまで行ける時期を選ぶのがおすすめです。
遊歩道が立入禁止になるのはだいたい12月中旬~3月下旬頃です。
寒さによって期間は変動するので、必ず訪れる前には公式サイトを確認してください。
冬の間は遊歩道が立入禁止になり吹割の滝に近づけない
②死亡事故も起きたことのある危ない道でもある
吹割の滝に向かうコースには川沿いの遊歩道を通るのが最も楽な道です。
ただ、この道は川のすぐ近くを通るのに柵がなく、道幅もかなり狭くなっています。
実際に訪れた人も人とすれ違うのが怖いという意見が多く見られます。
2010年にはこの遊歩道沿いの「鱒飛の滝」で女性が落下し亡くなる事故が起きています。
また、2024年には雨によって川の増水が起こり、遊歩道に観光客24名が一時取り残される事故もありました。
歩きやすい靴を選んだり、天候が悪い場合は行かない選択も必要です。
川沿いの遊歩道は狭く、柵がないのでかなり注意が必要
③滝近くの駐車場では料金トラブルが起きることがある
駐車場は有料の場所と無料の場所の両方がありますが、注意点もあります。
それがどちらの表記も書かれていない駐車場も存在することです。
場所によってはみやげ屋の駐車場で商品券の購入が必須の駐車場が存在します。
停めようとして商品券の購入を勧められてトラブルになる事例が多数発生しています。
もし、もともとみやげを買うつもりならいいですが、基本的に無料の記載がある駐車場を選びましょう。
有料・無料の他に商品券の購入が必要な駐車場が存在する
④ルートによってはかなりの山道で軽装では大変
吹割の滝に行くまでには2つのルートが存在します。
1つは約10分ほどでたどり着ける川沿いを進んでいく遊歩道です。
もう1つのルートが約1時間で一周をして吹割の滝を見ることができるハイキングコースです。
こちらのハイキングコースは山道に近いハードな部分があり、知らずに挑むと後悔することになります。
女性の場合、ハイヒールで行ってしまったり小さな子どもを連れていると怪我の危険もあります。
もし、ハイキングコースに挑むならしっかりと歩きやすい格好で挑むようにしましょう。
ハイキングコースは軽装で歩きやすい靴でないと危ない
⑤滝にそこまで近づけないので迫力がないと感じる人もいる
昔はかなり近くで見ることができた吹割の滝ですが、事故があったためか今は滝壺を見ることはできません。
ロープや白線で区切られ、常にスピーカーで注意喚起がされているような状態です。
なので、迫力のある滝を期待しすぎるとがっかりしてしまうことでしょう。
また、東洋のナイアガラと呼ばれていますが規模は大きく違うので注意してください。
高さ約7m、幅は約30mと規模自体は小さい訳ではないので十分な大きさはあります。
またその川床が浸食されて沈み込んだ姿は天然記念物に指定されているのでぜひその珍しさを楽しんでください。
滝にそこまで近づけないし、東洋のナイアガラの名前に期待しすぎない
吹割の滝を観光したリアルな口コミ
ここからは実際に吹割の滝を訪れた人たちの口コミを紹介します。
ここまで紹介をしたがっかりなポイントを実感している口コミや、それでも満足できた口コミも存在します。
実際に観光をした人たちの感想もぜひ、吹割の滝を訪れる際の参考にしてみてください。
吹割の滝を観光してがっかりした口コミ

駐車場の呼び込みの圧が強くてビビった…。
無料駐車場に見せかけて詐欺っぽい印象だった。

吹割の滝は相変わらず柵なしのまんまw
綺麗だけど、マジで怖いんだけど…。

吹割の滝までの道が砂利道が多くて狭いし、年配の人やベビーカーは難しそう。

昔は近くまで行けたけどロープが張られて全然近づけない!
迫力が全然ないし、もう行くことはないね!
吹割の滝の見所を楽しめた口コミ

すごい迫力で自然のパワーを感じられた!
吸い込まれそうな雰囲気だった。

紅葉の中の吹割の滝は綺麗で迫力も圧倒的!
マイナスイオンで心が洗われた。

吹割の滝の迫力ももちろん最高だけど、そこまでの遊歩道で見た静かな渓流も綺麗で良かった。
マイナスイオンをたっぷり浴びられた!

夏に行ったけど、涼しく感じられて良かった!
森林浴もできて気持ちの良い散策ができた。
吹割の滝についてよくある質問
ここからは吹割の滝についてよくある質問をまとめていきます。
疑問を行く前にしっかりと解消していくことは、旅行の満足度を高めることに繋がります。
しっかりと吹割の滝について理解してから行くようにしましょう。
周辺で食べられるグルメはあるの?
地元の小さな食事処がいくつかあります。
イワナやヤマメなどの川魚を楽しめる「いわな庵」は趣ある外観も含めておすすめです。
また、十割そばの店もあったりと飲食店に困ることはないでしょう。
群馬名物の「焼きまんじゅう」を買って食べ歩きを楽しむのもおすすめです。
おすすめのモデルコースはあるの?
渓谷の雰囲気や滝を楽しむなら1時間くらいかけて遊歩道を一周するのがおすすめです。
駐車場から出発すると「吹割橋」という渓谷と川を一望できるスポットがあります。
そのまま遊歩道を進むと観瀑台という滝を眺められるスポットが3つ存在します。
ゆとりがあればそこから「浮島観音堂」にも足を伸ばしてみてください。
自然に囲まれた小さな御堂の雰囲気は一見の価値があります。
沼田三十三観音霊場の第二十八番札所にもなっています。
熊の出没や過去に事故の事例はあるの?
自然が多い反面、野生動物との距離が近い点には注意が必要です。
昔から熊の出没報告があり、2025年10月には通行止めになる事態になっています。
現在のところ大きな事故は起こっていませんが、しっかりと対策をする必要があります。
熊避けの鈴を持っていくことや、食べ物を外に放置したりしないなど対策をしてください。
吹割の滝と紅葉の組み合わせは絶景
ここまで吹割の滝のがっかりする点を紹介してきましたが、紅葉と組み合わせると絶景が楽しめます。
吹割の滝だけだとベストシーズンでないと水量が気になりますが、紅葉を楽しむことを目的にすれば気になりません。
また、吹割の滝の珍しい構造と紅葉の山々の写真は絵画のような美しさになります。

遊歩道を通る場合も、ハイキングコースを楽しむ際にも紅葉と水の音に目と耳が癒されます。
ただ、紅葉に夢中になりすぎると険しい道に足を取られるので注意しましょう。
紅葉の時季なら、吹割の滝までの遊歩道も違った楽しみがある
吹割の滝に行くなら老神温泉に泊まるのがおすすめ
吹割の滝と同じく群馬県沼田市には老神温泉があります。
アトピーやリューマチ、神経痛などに効能があり、古くから皮膚病に効くと言われています。
特におすすめの宿は「伍楼閣」で、露天風呂が魅力です。
男女それぞれに加えて、混浴露天風呂が2つあるので温泉巡りを楽しめます。
混浴ですが、女性専用時間もあるので女性はそちらを利用しましょう。
廊下がすべて畳張りで、お茶処があるなど古き良き日本を感じられる雰囲気のいい旅館です。
老神温泉の「伍楼閣」は古き良き日本を感じられる露天風呂が魅力の宿


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