日本最大の湖、琵琶湖に浮かぶ大鳥居が象徴的な白鬚神社。
日本文化遺産の構成文化遺産にも認定されている見た目も惹きつけられる有名な観光スポットです。
しかし、そんな白鬚神社を観光してがっかりしたという口コミも多く存在します。
今回は、白鬚神社を観光してがっかりしてしまうことについて解説をしていきます。
白鬚神社を観光してがっかりしてしまうポイントを知れば、楽しむためのコツが見えてきます。
水の中にある鳥居というのは全国的にも珍しいので、写真スポットとしておすすめです。
観光で白鬚神社に行きたいという方は、ぜひこの記事でがっかりポイントを避けられるようにしてください。
白鬚神社でがっかりすること4選
まずは白鬚神社でがっかりしやすいポイントを紹介します。
ここから、それぞれのがっかりポイントの内容について解説をしていきます。
しっかりと対策をすることで防げるものもあるので、事前準備にいかしてみましょう。

①湖中大鳥居を近くで見ることができない
白髭神社と言えば、1番の見所が琵琶湖に浸かった湖中大鳥居です。
ただ、この湖中大鳥居は白髭神社から横断禁止の国道を越えた先にあります。
速度が結構出ている道路ですので、車の事故や横断しようとして轢かれる事故も起きています。
仮に渡ったとしても狭いスペースしかなく、撮影のための場所もありません。
白鬚神社の境内に展望台があるので、そこから見るしかありませんが距離はやや遠いです…。
湖中大鳥居を目的に行くとしても、綺麗な写真を撮るのは難しいでしょう。
湖中大鳥居のそばに近づくための国道は横断禁止で近づけない
②白鬚神社自体は特に見所がない
白髭神社というと湖中大鳥居が最も有名ですが、神社自体は比較的地味です。
近江最古の神社ではあるのですが、有名な伝承や見所がある訳ではありません。
延命長寿のご利益が有名なので、寄ることがあればお参りをしていきましょう。
湖中大鳥居のイメージで、神社自体も琵琶湖に浸かっていると思う人もいますが、神社は地上にあります。
湖中大鳥居以外に見所がない
③夏はモーターボートやカヌーをしている人がいて綺麗な写真が撮れない
琵琶湖は夏の時季には水上アクティビティで遊べるスポットです。
そのため、この白髭神社の湖中大鳥居付近でもモーターボートやカヌーをしている人が見られます。
そうしたアクティビティを楽しむ目的ならいいですが、写真を撮る際には邪魔に感じる人も多くいます。
やはり琵琶湖の中でも湖中大鳥居は目立つスポットなので、水上アクティビティも盛んです。
鳥居をくぐる水上アクティビティも人気があるので、夏は写真を諦めた方がいいでしょう。
湖中大鳥居をくぐる水上アクティビティもあり、夏は写真に人が入ることが多い
④厳島神社をイメージしていると規模が小さく感じる
水上に浮かぶ大鳥居というと「厳島神社」を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、厳島神社のように社殿まで水に浸かっているわけではなく、比較すると規模の小ささにがっかりするかもしれません。
白髭神社で水の中にあるのは鳥居だけです。
ただし、日本一の琵琶湖に浮かぶという点では唯一の神社であることも間違いありません。
事前に正しい知識をもってから白髭神社を訪れるようにしましょう。
同じ水上鳥居の厳島神社のように社殿までは水に浸かっていない
白鬚神社を観光したリアルな口コミ
ここからは実際に白鬚神社を訪れた人たちの口コミを紹介します。
ここまで紹介をしたがっかりなポイントを実感している口コミや、それでも満足できた口コミも存在します。
実際に観光をした人たちの感想もぜひ、白鬚神社を訪れる際の参考にしてみてください。
白鬚神社を観光してがっかりした口コミ

危険な横断をする人が多いのか、横断禁止の看板がたくさんあった。
マナーが悪い人がいて見ていて気分が良くない…。

横断歩道もなくて近くで見ることができないから、境内にある展望台から見たけど近くて見たかった…。

夏に行ったらアクティビティがあるのか、モーターボートやジェットスキーをする人が…。
写真に写っちゃうし、雰囲気が台無しだった。

鳥居前に国道が通っていて車は多いし、渡っても居られる場所もない…。
観光させる気がないのかと感じるがっかり感だった。
白鬚神社の見所を楽しめた口コミ

琵琶湖の大きさに圧倒されながらも癒やされたー。
紫式部の詩碑も個人的には見られて良かった!

知名度では厳島神社に負けてるけど…。
周辺に観光地がないから逆に落ち着いて回れて良かった!

夜にライトアップがされていて海に浮かぶ鳥居が幻想的だった!

朝日を狙って行ったら、琵琶湖と鳥居のバックから朝日が上る写真が撮れた!
雰囲気が出ててとても綺麗でした!
白鬚神社でがっかりしないための対策
ここまで紹介してきたがっかりなポイントに対する対策をまとめました。
事前に白鬚神社の特徴を理解しておくことで、つまらないと感じることを避けることもできます。
また、どうしても合わないと思うようなら、そもそも行かないという選択をすることもできます。
ただ、白鬚神社には他にはない独自の楽しみ方ができるコンテンツもあります。
ここからはより白鬚神社を楽しむことができるよう、おすすめの楽しみ方を紹介していきます。
①カヌーやカヤックを使った水上参拝が楽しめる
カヌーやカヤックをレンタルできる施設があり、事前予約をしておくことで楽しむことができます。
水上から参拝できる場所は全国的にも珍しく、思い出に残る体験になります。
SUPも人気がありますが、バランスが取りやすいカヌーやカヤックの方が楽しみやすいでしょう。
ガイド付きのツアーも組まれているので初心者でも安心して挑戦できるアクティビティです。
カヌーやカヤックで水上からなら至近距離で落ち着いて水上大鳥居を楽しめる
②時季にはよっては夜のライトアップもあり、夕方や朝方も写真映えする
週末には日没後に2時間ほどのライトアップがされていて、夜の闇に浮かぶ大鳥居は昼間と違った迫力があります。
大晦日や年始は夜9時頃までライトアップもあり、時間や時季があえばぜひ楽しみたいところです。
また、朝日や夕暮れの中に浮かぶ水上大鳥居は多くの人に人気がある絶景です。
写真映えを狙う人は、朝方や夕暮れの時間に訪れると神々しい鳥居の写真が撮れます。
ライトアップや朝日、夕暮れによって大鳥居の印象は大きく変わり写真映えする
③レンタサイクルを使って琵琶湖の景色も楽しめる
白鬚神社単独だと楽しみ方が限られてしまいますが、レンタサイクルを利用すると違った楽しみ方できます。
琵琶湖の湖畔を自転車で走ると風が心地よく、風景をより楽しむことができます。
最寄り駅の近江高島駅で自転車を借りることができるので、駅からサイクリングを楽しみましょう。
駅で自転車を返せば、その後の移動も楽で観光全体の効率もよくなります。
最寄り駅でのレンタサイクルも人気があり、琵琶湖と併せて大鳥居の風景を楽しめる
白鬚神社周辺のおすすめスポット
個人で旅行をするときも白鬚神社を観光するなら周辺の観光スポットも抑えておきましょう。
もし、白鬚神社にがっかりしてしまっても、周辺のスポットで挽回ができます。
観光全体の満足感が上がれば、行って良かった旅にすることができます。
新町通り
写真目当てであれば、江戸時代の町並みが残る新町通りもおすすめです。
国の重要伝統的建造物保存地域にも指定される江戸時代末期に作られた町並みはタイムスリップをした気分が味わえます。
町中を歩くことができるので、昔ながらの町並みに癒やされてみてはいかがでしょう。
お麩を扱う「麩の吉井」というお店もあり、お土産にもおすすめです。
竹生島
琵琶湖に浮かぶ島で古くから「神の島」と呼ばれるパワースポットです。
日本三大弁天に数えられる宝厳寺と都久夫須麻神社の寺と神社が共存する周囲2kmほどの小さな島です。
宝厳寺の唐門と都久夫須麻神社の本殿はそれぞれ国宝にも指定されており、島を巡るだけで不思議な力を感じられます。
都久夫須麻神社では願い事を土器に書いて、鳥居にむかって投げる「からわけ投げ」もできます。
鳥居の間を通れば、書いた願い事が叶うとされているので行く際にはぜひ挑戦してみましょう。
メタセコイア並木
背の高いメタセコイアが道路に沿って植えられたメタセコイア並木は写真スポットとして有名です。
読売新聞社の「新・日本街路樹百景」にも選ばれている絶景で、新緑や紅葉の時季には多くの人で賑わいます。
樹高12m近いメタセコイアが並ぶ姿は、外国に来たような光景で並木道を歩くと自然が感じられます。
メタセコイア並木を訪れた際に駐車場として使えるマキノピックランドのジェラートも有名です。
楽しむための方法として下記の記事も参考にしてみてください。
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