四万温泉がつまらないと言われる理由5選!娯楽施設が少なく日帰り向き?最寄り駅から遠すぎる?リアルな口コミも紹介

観光地

四万温泉は、美しい渓流と歴史ある旅館がそろう、静かな癒しの時間を求める人に人気のある観光スポットです。

しかし、そんな四万温泉での観光がつまらなかったという口コミも多く存在します。

今回は、四万温泉を観光してつまらないと感じてしまう理由と対策について解説をしていきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • 四万温泉でがっかりした人の理由が知りたい
  • がっかりしないで四万温泉を楽しむための対策をしたい
  • 四万温泉と併せて寄るのにおすすめな観光スポットが知りたい

四万温泉を観光してつまらないと感じてしまうポイントを知れば、楽しむためのコツが見えてきます。

観光で四万温泉に行きたいという方は、ぜひこの記事でつまらないポイントを避けられるようにしてください。

四万温泉のレトロな雰囲気は観光客に人気がある

四万温泉がつまらないと言われる理由5選

まずは四万温泉がつまらないと感じてしまうポイントを紹介します。

四万温泉がつまらないと言われる理由5選
  • 温泉以外の娯楽施設が少なく、過ごし方が限られてしまう
  • 規模が小さく、まわれるお店も少ないので散策はすぐに終わってしまう
  • 古い温泉街のため、建物の劣化が酷い宿もあり宿選びを間違えると大変
  • 日用品を買えるのが個人商店しかなく、夜になると営業が終わってしまう
  • 最寄り駅の中之条駅からはバスがあるが本数が少なく、アクセスが悪い

ここから、それぞれのつまらないポイントの内容について解説をしていきます。

しっかりと対策をすることで防げるものもあるので、事前準備にいかしてみましょう。


①温泉以外の娯楽施設が少なく、過ごし方が限られてしまう

四万温泉は、観光地によくあるアミューズメント施設やショッピングスポットが少ないため、「温泉に入る以外に楽しみがない」と感じる人もいます。

確かににぎやかなレジャーを期待すると、少し物足りなさを感じるかもしれません。

しかしその一方で、静かな自然の中でのんびりとした時間を過ごせるのが、四万温泉ならではの魅力です。

川沿いの散策、地元のカフェ巡り、読書や昼寝などゆっくりと過ごしてみるのがおすすめです。

「何かをする」よりも、「何もしない贅沢」を味わいたい人にぴったりの場所と言えるでしょう。

娯楽施設が少ないが、静かな自然の中でのんびりしたい人にはおすすめ

②規模が小さく、まわれるお店も少ないので散策はすぐに終わってしまう

四万温泉街は規模が小さく、お土産屋や飲食店の数も限られています。

そのため、「すぐに全部見終わってしまった」「思ったより地味」と感じる声もあります。

ただ、老舗の甘味処や地元の工芸品を扱う店など、派手さはなくとも丁寧なお店が点在しています。

小さなエリアだからこそ、こうした施設をゆっくりと立ち寄りながら散策が楽しめるのも魅力です。

都会のようなにぎやかさを求めず、静かな温泉街の風情を味わいたい方には向いています。

観光できる範囲は狭いが、老舗のお店も多く見て回ると意外な発見がある。

③古い温泉街のため、建物の劣化が酷い宿もあり宿選びを間違えると大変

四万温泉は歴史ある温泉地のため、レトロな雰囲気の旅館が多く残っています。

一方で、建物の老朽化が進んでいる宿もあり、設備が古かったり、メンテナンスが不十分だったりする場合もあります。

そのため、事前に口コミや写真をしっかり確認しておかないと、「失敗した…」と感じてしまうこともあるでしょう。

ただし、丁寧に改装された宿や、昭和の趣をそのまま残した人気の旅館もあり、風情を楽しむことができる宿も多いです。

宿の予約一覧はこちらから(四万温泉協会公式HP)

宿選びには注意が必要だが、しっかり選べば思い出に残る滞在に。

④日用品を買えるのが個人商店しかなく、夜になると営業が終わってしまう

四万温泉にはコンビニやスーパーがなく、日用品や軽食などを買いたいときは、地元の個人商店に頼る形になります。

その商店も18時ごろには閉まることが多く、夜に急に必要なものがあると手に入らないです。

都市部のような便利さを求めると不便さを感じるかもしれませんが、旅館での食事や温泉に専念する滞在スタイルが楽しめます。

事前に準備しておけば、むしろ“何も買いに行かなくていい”気楽さがあります。

夜の買い物は難しいが、旅館での時間をゆっくり過ごせる

⑤最寄り駅の中之条駅からはバスがあるが本数が少なく、アクセスが悪い

四万温泉へ行くには、JR吾妻線の中之条駅から路線バスを利用するのが一般的です。

しかしそのバスの本数は1〜2時間に1本程度と少なく、時間を逃すと長く待つことになってしまいます。

車を使えばスムーズに移動できますが、公共交通機関に頼る場合は、あらかじめ時刻表をしっかり確認しておく必要があります。

周辺の観光をどのくらいの時間までするのか事前に決めておくと安心でしょう。

バスの時刻のチェックはこちらから(NAVITIME)

アクセスは不便だが、落ち着いた雰囲気を楽しめる

四万温泉を観光したリアルな口コミ

ここからは実際に四万温泉を訪れた人たちの口コミを紹介します。

ここまで紹介をしたつまらないポイントを実感している口コミや、それでも満足できた口コミも存在します。

実際に観光をした人たちの感想もぜひ、四万温泉を訪れる際の参考にしてみてください。

四万温泉を観光してつまらないと感じた口コミ

口コミ(X)
口コミ(X)

温泉以外で行く目的があまりないし、
東京駅から三時間程度かかるから、子供は退屈してつまらないとおもう…

口コミ(X)
口コミ(X)

若い人は退屈してつまらない。大人向けの場所だった。

口コミ(旅行サイト)
口コミ(旅行サイト)

温泉を楽しむだけなら十分だけど、温泉街としてはあまり見どころがない…

口コミ(旅行サイト)
口コミ(旅行サイト)

宿に荷物を置いて温泉街を歩きましたが、平日の夕方4時頃にはほとんどの店が閉店していて、お土産を見るのは断念。

翌日も営業している店はわずかで、温泉街全体に活気がなく、少し物足りなさを感じました。

四万温泉を観光して楽しめた口コミ

口コミ(X)
口コミ(X)

千と千尋の神隠しのモデルとなった四万温泉。温泉街って雰囲気だけでも最高だった!楽しい旅行になった!!

口コミ(X)
口コミ(X)

山道の運転、懐かしのスマートボールが楽しかった!湯上りのクラフトビールも最高だった。

口コミ(旅行サイト)
口コミ(旅行サイト)

露天風呂から見れる景色がすごくきれいだった。四万川沿いの旅館では、静かな川の風景を眺めながら、心からくつろげる時間を過ごせてよかった。

口コミ(旅行サイト)
口コミ(旅行サイト)

ここのお湯はやわらかいけど、じわりと体が温まり、すごく楽になった。飲泉所で飲むこともできました!

四万温泉での観光を楽しむための対策

ここまで紹介してきた四万温泉のつまらないポイントに対する対策をまとめました。

四万温泉を楽しむための対策
  • 娯楽施設は少ないが、ゆっくり楽しめる
  • 温泉街はコンパクトだが、落ち着いた街並みに癒される
  • 宿選びには注意が必要だが、しっかり選べば思い出に残る旅になる
  • 夜の買い物は難しいため事前に必要な物は多めに準備しておく
  • アクセスが不便なので、公共交通機関を使う場合は時刻表を確認しておく

事前に四万温泉の特徴を理解しておくことで、つまらないと感じることを避けることもできます。

また、どうしても合わないと思うようなら、そもそも行かないという選択をすることもできます。

ただ、四万温泉には他にはない独自の楽しみ方ができるコンテンツもあります。

ここからはより四万温泉を楽しむことができるよう、おすすめの楽しみ方を紹介していきます。

①コバルトブルーに見える奥四万湖ではアクティビティも充実

コバルトブルーの水面が美しい「奥四万湖」は、四万温泉を代表する自然スポットのひとつです。

ダム湖ならではの透明感のある青さは、光の加減によって表情を変え、訪れる人を魅了します。

周辺ではカヌーやSUPなどのウォーターアクティビティが楽しめるほか、湖をぐるりと囲む遊歩道でのんびりと散策も可能です。

湖畔から見上げる山の景色や、水面に映る空の色が、日常を忘れさせてくれます。

自然の中でアクティブに過ごしたい人も、静かに景色を眺めたい人も、自分らしい楽しみ方ができるのが奥四万湖の魅力です。

季節によって水の色や風景が変わるため、何度訪れても新しい発見があります。

季節によって水の色や風景が変わるため、定期的に訪れるのもおすすめ

②足湯や飲泉所もあり、食べ歩きしながらゆっくり散策するのがおすすめ

四万温泉の街中には、自由に立ち寄れる足湯や、四万の名水を楽しめる飲泉所が点在しています。

温泉街はこぢんまりとしていますが、温泉まんじゅうや地元スイーツを味わいながら歩けば、のんびりとした時間が過ごせます。

また、川沿いの道や石畳の通りを歩くだけでも風情があり、日常を忘れてリラックスできるのが魅力です。

散策の途中で足湯に浸かるのも、歩き疲れた足に嬉しいひとときです。

観光地として派手すぎない分、静かな空気と昔ながらの雰囲気を感じながら、五感で楽しむ温泉街歩きができます。

足湯や飲泉所をめぐりながら、地元グルメを片手にのんびり街歩きが楽しめる。

③映画「千と千尋の神隠し」のモデルとされる宿、積善館が有名

四万温泉の中でも特に有名なのが、江戸時代創業の老舗旅館「積善館」です。

赤い橋とレトロな木造建築が印象的な本館は、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の舞台のモデルの一つといわれ、ファンの間でも人気のスポットです。

館内には昭和初期の空気が漂う浴場や、迷路のような回廊があり、まるで映画の世界に入り込んだような感覚になります。

写真映えも抜群で、観光客の撮影スポットとしても定番です。

泊まるだけでなく、見学や立ち寄り湯も可能なため、歴史や建築に興味がある人にもおすすめの名建築です。

映画の世界観を感じられる老舗旅館・積善館は、四万温泉を代表するフォトスポット。

四万温泉周辺のおすすめスポット

これから四万温泉を観光するなら周辺の観光スポットも抑えておきましょう。

もし、四万温泉をつまらないと感じてしまっても、周辺のスポットで挽回ができます。

観光全体の満足感が上がれば、行って良かった旅にすることができます。

四万の甌穴群

四万川沿いに広がる「四万の甌穴群」は、長い年月をかけて川の流れが岩を削り出してできた自然の彫刻です。

大小さまざまな丸い穴が、清流の中に連なっている様子はまさに自然のアートです。

見学用の遊歩道が整備されており、間近で水の透明感と甌穴の美しさを楽しむことができます。

夏場は涼を感じられる穴場スポットとしても人気で、川のせせらぎに癒されながら、のんびり散策するのにぴったりです。

自然の力を感じられる静かな景観は、写真映えも抜群。四万温泉を訪れたら、ぜひ足を延ばしたいスポットです。

日向見薬師堂

日向見薬師堂は、室町時代に建てられたとされる木造建築で、国の重要文化財にも指定されている歴史的な建物です。

その美しい茅葺き屋根と、静かな山の中に佇む雰囲気が、訪れる人をタイムスリップしたような気分にさせてくれます。

温泉街から徒歩圏内にありながら、周囲はとても静かで落ち着いており、心を整える場所としても知られています。

境内には薬師如来が祀られており、病気平癒や無病息災を祈る人も多く訪れます。

旅の途中でひと息つきたいときに、静かな時間を過ごせるおすすめのスポットです。

摩耶の滝

摩耶の滝は、落差20メートルの美しい滝で、四万温泉周辺の自然を象徴する絶景スポットの一つです。

林の中を歩いていくと現れる滝は、水量も多く、迫力と涼しさを同時に感じられます。

遊歩道は比較的歩きやすく整備されており、トレッキング初心者でも気軽にアクセス可能です。

夏にはマイナスイオンをたっぷり浴びながら、森の中でリフレッシュすることができます。

四万川の上流に位置しているため、奥四万湖や四万ダムとセットで巡るのもおすすめです。

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