マグロの展示で有名な葛西臨海公園は入園料の安さもあって人気のある観光スポットです。
展示に特に力を入れていてペンギンの展示も人気があります。
しかし、そんな葛西臨海水族園での観光がつまらなかったという口コミも多く存在します。
今回は、葛西臨海水族園を観光してつまらないと感じてしまう理由と対策について解説をしていきます。
葛西臨海水族園を観光してつまらないと感じてしまうポイントを知れば、楽しむためのコツが見えてきます。
観光で葛西臨海水族園に行きたいという方は、ぜひこの記事でつまらないポイントを避けられるようにしてください。
葛西臨海水族園がつまらないと言われる理由5選

まずは葛西臨海水族園がつまらないと感じてしまうポイントを紹介します。
ここから、それぞれのつまらないポイントの内容について解説をしていきます。
しっかりと対策をすることで防げるものもあるので、事前準備にいかしてみましょう。
①イルカやアシカのショーなどがなく滞在時間が短くなる
水族館と定番ともいえるイルカショーなどは葛西臨海水族園では開催されていません。
展示が中心で、歩く時間が長くなるので小さい子どもは疲れやすいかもしれません。
広さも他の水族館と比べて小規模で、見て回るだけなら滞在時間は短くなるでしょう。
ただ、展示内容では世界的にも珍しい南極と北極の生物を同時に見られる特徴もあります。
マグロの遊泳する姿が見られることでも有名で、ここでしか見られない見どころも多いです。
マグロの遊泳など見どころはあるものの、ショーがなく規模も小さいので滞在時間は短めになりやすい
②ペンギン展示が外にあるため天候によって見づらくなる
国内でも最大級のペンギンの飼育スペースを誇る葛西臨海水族園にはペンギン目的の人も多く訪れます。
ただ、屋外になっているため雨が降ると見て回るのが大変になります。
傘の貸し出しなどもありますが、特に人が多いと周りの人の傘で視界が塞がれてペンギンがなかなか見えません。
訪れる際には屋内だからと油断せずに、事前に天気予報を確認しておくことをおすすめします。
4種類のペンギンが見られる水族館も珍しいので、せっかくなら天気の良い日に行きましょう。
ペンギンの展示は国内でも最大規模なので、晴れている日を狙っていくのがおすすめ
③マグロの大量死があったため、昔よりも数が減り迫力がなくなった
葛西臨海水族園でもっとも有名とも言えるマグロの展示は多くの人が訪れる目的にもなっています。
かつては160匹近いマグロが泳いでいましたが、現在はその数は大幅に減っています。
2014年の年末頃から2015年にかけてマグロが大量死したことがあり、一時はマグロが全滅していました。
そのため、飼育環境の見直しなどもあり昔と比べると迫力はなくなっているという意見もあります。
ただ、マグロは飼育が難しく全国でも展示されている水族館は3カ所しかありません。
葛西臨海水族園に行くなら必ず見ておくべき展示と言えるでしょう。
マグロの展示数は減ったものの、そもそも見れる場所が少ないので十分に楽しめる
④開業以来大きな建て替えがなく、施設の老朽化が進んでいる
葛西臨海水族園は1989年の開業で、施設はかなり古くなってきています。
バリアフリーや乳児向けの設備対応は他の施設と比べると弱い面があります。
また、プロジェクションマッピングやARなど最新の設備を利用したような展示もありません。
ショーもないことを考えると、楽しみ方の幅が狭いと言えます。
現在、建て替えの予定がたっており2028年までに展示物も含めて一新する予定になっています。
それまでは、タイミングによっては一部エリアが封鎖される場合もあるので、事前にHPを確認しておきましょう。
開業から30年以上たち施設自体が時代に合わなくなってきている部分がある
⑤飲食店が少なく、混雑によっては食事をとることが難しい
レストランと売店が1カ所ずつあるだけで、混雑によっては食事をするのも大変です。
休日のお昼頃には行列ができる程で昼食の時間は早めに計画をしておくといいかもしれません。
外で食べて再入場という方法もありますが、人によっては面倒に感じるでしょう。
また混雑の割に特別なメニューがある訳ではなく、レストラン自体に特別感はありません。
食事がうまく計画できないと滞在時間も短くなりがちで十分に楽しめない可能性もあります。
水族館内にあるレストランは1つだけで休日はかなり混雑するので早めに行くのがおすすめ
葛西臨海水族園を観光したリアルな口コミ
ここからは実際に葛西臨海水族園を訪れた人たちの口コミを紹介します。
ここまで紹介をしたつまらないポイントを実感している口コミや、それでも満足できた口コミも存在します。
実際に観光をした人たちの感想もぜひ、葛西臨海水族園を訪れる際の参考にしてみてください。
葛西臨海水族園を観光してつまらないと感じた口コミ

イルカショーがないのは知ってたけど、座るタイミングがないのが地味にきつい…。
ちょっと遠いけど、八景島シーパラダイスの方がショーや食事が充実して良かった。

電車で行くと舞浜に行く人で混んでて大変だった。
でも、駐車場も混んでたから移動手段が悩ましい…。

展示が中心で小学生の社会科見学みたいな印象だった。
デートで行ったけど、デート向きではない気がした。

土日祝日はいつも混雑していて、駐車場は特に停めるのが大変。
無料になるときもあるけど、混雑がひどすぎて魚よりも人を見た気がした。
葛西臨海水族園を楽しめた口コミ

念願だった葛西臨海水族園に行けて良かった。
マグロの展示が大迫力で満足!

入園料700円って安すぎてびっくりした!
アクアワールドとかと比べると小規模だけど、コスパはいいと思う。

料金から考えると展示されている魚が多くて十分に楽しめる。
触れあいコーナーとか子どもが楽しみやすいのも嬉しいね。

隣に葛西臨海公園があるから、水族館だけでなく散歩も楽しめる。
ペンギンの種類が多いのも見どころ。
葛西臨海水族園での観光を楽しみ方
ここまで紹介してきた葛西臨海水族園のつまらないポイントに対する対策をまとめました。
事前に葛西臨海水族園の特徴を理解しておくことで、つまらないと感じることを避けることもできます。
また、どうしても合わないと思うようなら、そもそも行かないという選択をすることもできます。
ただ、葛西臨海水族園には他にはない独自の楽しみ方ができるコンテンツもあります。
ここからはより葛西臨海水族園を楽しむことができるよう、おすすめの楽しみ方を紹介していきます。
マグロの飼育は難しく、展示している水族館は世界的にも珍しい
葛西臨海水族園の代名詞とも言えるマグロの展示ですが、飼育が難しいマグロは世界的にも水族館で見ることが難しい魚です。
泳ぎ続けないと死んでしまうマグロは大規模な水槽と、水質の管理が大変です。
そのため、日本国内でも展示に成功した水族館があっても、継続的に展示している水族館はほぼありません。
こうした世界的に珍しいという事実を知ってからマグロの展示を見るとまた印象が変わって見えるでしょう。
自然に近い水族館で子どもの体験や学習にも最適
葛西臨海水族園は自然に近い姿を展示することをテーマにしています。
実際に展示の中には東京湾の生態系をそのままの姿で再現したものもあります。
ショーなどがないのも、人工的な展示よりも自然そのままの教育的な展示に力を入れているからです。
また、葛西臨海水族園の隣には公園があり干潟や野鳥観察をできるスポットもあります。
1日通して東京の自然を満喫する機会にしてみるには最適なスポットと言えます。
ガラスドーム状の設計は著名な建築家である谷口吉生さんが担当
ガラスドーム状の外観と周囲に水を張ったデザインは、海と一体化した印象を受けます。
この設計を担当したのは谷口吉生さんで、世界的にも著名な建築家の方です。
ニューヨーク近代美術館の新館を担当したことで有名で、日本でも数多くの設計に関わっています。
葛西臨海水族園に入る前に外観自体を楽しんでみるのもおすすめです。
葛西臨海水族園周辺のおすすめスポット
これから葛西臨海水族園を観光するなら周辺の観光スポットも抑えておきましょう。
もし、葛西臨海水族園をつまらないと感じてしまっても、周辺のスポットで挽回ができます。
観光全体の満足感が上がれば、行って良かった旅にすることができます。
葛西海浜公園
海の生き物の観察や野鳥の観察イベントがあり、子供向けのイベントが多く開催されています。
海水浴や潮干狩り、バーベキューを楽しむこともできるので目的に合わせた楽しみ方もできます。
バードウォッチングができるスポットとしても有名で、年間通して多くの野鳥がやってきます。
観察舎や観察窓もあるので、気楽にバードウォッチングを楽しむことができます。
ダイヤと花の大観覧車
日本最大級の高さ約117mの巨大観覧車で葛西臨海公園のシンボル的存在です。
レインボーブリッジや東京スカイツリーなどの東京の名所や天気が良ければ富士山も見ることができます。
1周約17分の空からの景色は天気が良ければ絶景となります。
夜にはライトアップもされており、デートスポットとしても雰囲気がいいスポットです。
東京ディズニーリゾート
葛西臨海水族園から電車で1駅の立地にあるので、夕方からのチケットを買えば十分に楽しむ時間があります。
休日は15時から入場できるアーリーイブニングパスポート、平日は17時から入場できるウィークナイトパスポートがあります。
エレクトリカルパレードなど夜ならではの楽しみもあるので、午後からでも十分に楽しめます。
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