青の池は北海道の白金温泉近くにある有名な写真スポットです。
幻想的な青色をした池とその周りに生える立ち枯れたシラカバ等の木々の光景は絶景の一言です。
ただ、そんな青の池を観光をしてがっかりしたという口コミも目に付きます。
今回は、青の池を訪れてがっかりしてしまう理由について解説していきます。
青の池を観光してがっかりしてしまうポイントを知れば、楽しむためのコツが見えてきます。
観光で青の池に行きたいという方は、ぜひこの記事でがっかりポイントを避けられるようにしてください。
青の池でがっかりすること5選
まずは青の池でがっかりしやすいポイントを紹介します。
ここから、それぞれのがっかりポイントの内容について解説をしていきます。
しっかりと対策をすることで防げるものもあるので、事前準備にいかしてみましょう。
①青の池は災害を防ぐための人工の池
池というと自然にできた天然なものをイメージしますが、青の池は人工池です。
もともとは1988年に噴火した十勝岳の火山泥流を防ぐために作られた堰堤に水が溜まったものです。
このことを知らずに訪れるとコンクリートなど人工物を目にしてがっかりするかもしれません。
もちろん、人工の堰堤とはいえそこに溜まっている水は湧き水なので自然物です。
青色もその湧き水に含まれる水酸化ナトリウムなどによる効果なので、人工池というわけではありません。
青の池は人口に作った堰堤に湧き水が溜まったものでコンクリートなどが見える
②冬でも閉鎖されないが積雪で青の池が見えない
北海道旅行で雪を目当てに訪れていると青の池には行かない方がおすすめです。
と、いうのも青の池は雪が降ると積雪で真っ白にしか見えないからです。
白い雪原に立ち枯れたシラカバなどの光景も人気はありますが、青の池を期待しているとがっかりでしょう。
また、雪の中を行き交う人が多いので泥などで靴が汚れてしまうのもデメリットです。
一応、夜にライトアップは行われているので、それを目当てにするのなら訪れるのもいいでしょう。
雪が降ると青の池は見えないので、冬に行くのは見れない場合が多い
③春の雪解け水が池に入ると青の池でなくなる
雪が降る冬を避けようと雪解けの時期を狙うと青の池は緑色になってしまいます。
青の池は湧き水に含まれる成分によって青くなるので、雪解け水が混ざると成分が薄くなってしまうのです。
同じ理由で雨が降っても青の池は青くなくなります。
雨が降って数日は青の池が見られないので、天気予報を数日前から確認することもおすすめします。
雪解け水が落ち着いた時期、かつ数日晴天が続いた後の日を狙う必要があることに注意しましょう。
雪解け水が青の池に混ざってしまうと緑色になってしまう
④青の池には熊の出没が確認されている
北海道の観光というとヒグマの出没を警戒する人も多いです。
実際、青の池では過去にヒグマと遭遇してしまった事例が発生しています。
基本的にヒグマは昼行性ですが、人を警戒して昼間に人の側に出没することは少ないです。
早朝や夕暮れ時の方が活発に動くので、その時間帯に青の池を訪れるのは避けましょう。
また、熊避けに鈴やラジオなど音が出るものを身につけることもおすすめです。
事前に北海道のヒグマの出没マップを見ておくようにもしておきましょう。
ヒグマの出現はあり得るので、鈴やラジオの準備や出没情報を集めておこう
⑤青の池はバスだと本数が少なくアクセスが悪い
北海道への旅行だと遠隔地のため、電車をメインにする人もいるでしょう。
その場合に注意が必要なのが、青の池へのアクセスです。
JR美瑛町駅からバスで約20分かかる距離も問題ですが、本数も一時間に1本くらいです。
バスで行くのなら、行く時間と帰る時間は事前に決めて乗車時間に遅れないようにしましょう。
できればレンタカーを借りて車で移動をする方がおすすめです。
駐車場については有料ですが、青の池の駐車場があるのでそちらを利用しましょう。
バスで移動をすると1時間に1本くらいなので時間調整が大切
青の池を観光したリアルな口コミ
ここからは実際に青の池を訪れた人たちの口コミを紹介します。
ここまで紹介をしたがっかりなポイントを実感している口コミや、それでも満足できた口コミも存在します。
実際に観光をした人たちの感想もぜひ、青の池を訪れる際の参考にしてみてください。
青の池を観光してがっかりした口コミ

3時間ドライブして行ったのに、雪に覆われていて見えなくてがっかり…。

青の池って太陽光が当たらないと青くないんだね…。
事前にもっと天気をチェックしておくべきだった!

雨が降っていて青色じゃなくてがっかり…。
しかも駐車場から歩くし、砂利道で足元グチャグチャ…。

駐車場まで長蛇の列で大渋滞!
マナーの悪い外国人観光客が多くて嫌な気持ちになった…。
青の池の見所を楽しめた口コミ

青の池の青さは息を呑む美しさだった!
自然の静けさにも癒やされた。

ライトアップを見に行ったら雪に覆われていたけどライトで青かったw
これはこれで幻想的で綺麗だね。

朝の早い時間に行ったら人が少なくて良かった。
とても青くて幻想的な光景でした!

白銀温泉に泊まって、翌朝早くに行くのがおすすめ!
トイレは結構混んでいるから、事前に行っておいた方がいいかも。
青の池はベストシーズンなら写真映えが最高
ここまで青の池のがっかりする点を紹介してきましたが、シーズンと天候が合えば写真映えは最高です。
特に水面に映る空も綺麗に映ると幻想的な雰囲気の写真になります。

ここまで綺麗な写真を撮るなら、数日前から雨が降らないことが必須です。
そこまでの調整が難しい場合は、冬の時期のライトアップもまた別の魅力があるのでおすすめです。
その場合は寒さ対策をしっかりとしていくようにしましょう。
ベストシーズンの写真は幻想的でおすすめ
青の池観光なら近くの白金温泉に泊まるのがおすすめ
青の池が青い理由として白金温泉の源泉の湧き水が関わっています。
そうしたことも考えながら、白金温泉に入ってみると青の池をより楽しめると思います。
「杖忘れの湯」と呼ばれ神経痛に効能がある有名な温泉でもあります。
ただ、白金温泉にある宿は10軒もないので、予約は早めに取るようにしましょう。
朝早い時間の方が青の池が空いている傾向があるので、前泊をして朝早くに行くのがおすすめです。
白金温泉が青の池近くにあるので前泊がおすすめ
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