角川武蔵野ミュージアムは巨大本棚と様々な展示物、個性的な建築で人気のある観光スポットです。
しかし、そんな角川武蔵野ミュージアムでの観光がつまらなかったという口コミも多く存在します。
今回は、角川武蔵野ミュージアムを観光してつまらないと感じてしまう理由と対策について解説をしていきます。
角川武蔵野ミュージアムを観光してつまらないと感じてしまうポイントを知れば、楽しむためのコツが見えてきます。
観光で角川武蔵野ミュージアムに行きたいという方は、ぜひこの記事でつまらないポイントを避けられるようにしてください。

角川武蔵野ミュージアムがつまらないと言われる理由5選
まずは角川武蔵野ミュージアムがつまらないと感じてしまうポイントを紹介します。
ここから、それぞれのつまらないポイントの内容について解説をしていきます。
しっかりと対策をすることで防げるものもあるので、事前準備にいかしてみましょう。
①本棚劇場は写真よりも小さく感じるし、読める本も少ないので楽しみ方が少ない
角川武蔵野ミュージアムの本棚劇場は、写真で見るほど圧倒的な迫力を感じられないことがあります。
実際に見ると、空間が思ったよりも小さく感じることが多く、天井が高くて視界が遮られるため、やや没入感に欠けるでしょう。
また、自由に読める本は限られており、本を読む目的で訪れるには物足りないかもしれません。
しかし、本棚劇場はただの「本を読む場所」ではなく、建築や空間のデザインとして楽しむことができます。
また、プロジェクションマッピングや文化的価値のある蔵書も見どころです。
本棚劇場を「空間体験」として楽しむことで、より満足度の高い訪問ができます。
読書目的では物足りないものの、空間演出や雰囲気を楽しむには魅力的な場所である
②観光客が多く、ゆっくり本が読めないので滞在時間は短めになりがち
角川武蔵野ミュージアムは、たくさんの観光客が訪れる人気スポットのため、ゆっくり本を読むのは少し難しいです。
そのため、滞在時間は思ったより短くなってしまうかもしれません。
でも、建物のデザインや大きな本棚、プロジェクションマッピングなど、見て楽しめるポイントがたくさんあります。
事前に展示の内容を調べておくと、時間を上手に使って楽しめます。
静かに過ごしたい人は、平日の午前中など、人が少ない時間に行くのがおすすめです。
混雑しやすいですが、見どころが多く工夫次第でしっかり楽しめる
③無料エリアもあるが、チケットの種類によって入れるエリアが限定されて分かりづらい
角川武蔵野ミュージアムには無料で入れるエリアと有料で入れるエリアがあります。
有料のチケットにはいくつか種類があり、入れる場所が分かれているため、初めて行く人には少し分かりづらく感じます。
事前に公式サイトでチケット内容を確認しておくと安心です。
一方で、自分の興味に合わせてチケットを選べるのは便利なポイントでしょう。
展示や施設が多く、どれも見ごたえがあるので、目的に合った楽しみ方ができるのも魅力です。
有料エリアには種類があり、チケットによって入れる場所が違うので注意する
④本以外の展示は幅が広い分、内容は薄く楽しみにくい
角川武蔵野ミュージアムでは、本以外にもアート、映像、アニメ、デザインなどさまざまな展示が行われています。
ただし、その分テーマが広く、ひとつひとつの内容が少し浅く感じられることもあり、じっくり楽しみたい人には物足りなく思えるかもしれません。
しかし、幅広いジャンルにふれることができるので、気軽に新しい世界をのぞいてみたい人にはぴったりです。
展示の雰囲気もおしゃれで、写真を撮る楽しさもあります。
内容がやや浅く感じることもあるが、幅広いジャンルの展示を気軽に楽しめる
⑤近くの駐車場は最大料金800円で短時間の滞在でも意外とお金がかかる
角川武蔵野ミュージアムの周辺には駐車場があり、最大料金はおおむね800円ほどです。
短時間の滞在でも思ったよりお金がかかると感じることがあります。
ただし、最大料金が決まっているため、長時間ゆっくり観光する場合には安心です。
また、駐車場はミュージアムに近く便利な場所にあるので、荷物が多い方や家族連れにも使いやすい点はメリットと言えるでしょう。
訪問前に交通手段を考えておくといいかもしれません。
短時間だと高く感じるが、長時間駐車する場合は最大料金が決まっているので安心
角川武蔵野ミュージアムを観光したリアルな口コミ
ここからは実際に角川武蔵野ミュージアムを訪れた人たちの口コミを紹介します。
ここまで紹介をしたつまらないポイントを実感している口コミや、それでも満足できた口コミも存在します。
実際に観光をした人たちの感想もぜひ、角川武蔵野ミュージアムを訪れる際の参考にしてみてください。
角川武蔵野ミュージアムを観光してつまらないと感じた口コミ

建物自体の動線が分かりにくいと思う。
どこまでがチケットで行けるか、無料開放部分とか直感で分からない。

正直初めての人には複雑なチケット購入で分かりにくい。
全部回るとなるとそれなりの金額になりそう…。

内部は興味ある人は面白いと思うだろうけど、何がどこにあるのか分からず…
案内が不親切に感じた。

プロジェクションマッピングは目新しさ皆無。
360°という割に、横一面だけなので天井には何もなく没入感が低い。
角川武蔵野ミュージアムを観光して楽しめた口コミ

本棚劇場が本の森みたいで凄かった!!
天井までぎっしりの本に囲まれて幸せな空間だった。

本好きにはたまらない施設です。
楽しくてスタンダードチケットでは足りず、気づいたら7時間も居ました!

数に限りはあるが、椅子やハンモックでゆっくり出来る。
幻想的な世界観を360°味わえて良かったです。

建物が非現実的でファンタジーアニメの雰囲気。
館内には、他社を含めたさまざまな本があり自由に読める。
本好きにはたまらない!
角川武蔵野ミュージアムでの観光を楽しむための対策
ここまで紹介してきた角川武蔵野ミュージアムのつまらないポイントに対する対策をまとめました。
事前に角川武蔵野ミュージアムの特徴を理解しておくことで、つまらないと感じることを避けることもできます。
また、どうしても合わないと思うようなら、そもそも行かないという選択をすることもできます。
ただ、角川武蔵野ミュージアムには他にはない独自の楽しみ方ができるコンテンツもあります。
ここからはより角川武蔵野ミュージアムを楽しむことができるよう、おすすめの楽しみ方を紹介していきます。
①本棚劇場ではプロジェクションマッピングも上映されている
角川武蔵野ミュージアムの名物「本棚劇場」では、約8メートルの巨大な本棚を背景に、プロジェクションマッピングの映像が上映されます。
音と光に包まれる演出はとても幻想的で、多くの来館者に人気のスポットです。
ただし、上映時間が決まっていて混雑することもあるため、早めに場所を確保するようにしましょう。
タイミングによっては見られないこともあるため、事前に時間を確認しておくと安心です。
映像の美しさと空間の迫力は、一見の価値があります。
本棚劇場では幻想的なプロジェクションマッピングが楽しめ、まるで本の世界に入り込んだような体験ができる
②建築家隈研吾が設計した外観は独特の光景で写真映えする
角川武蔵野ミュージアムの建物は、建築家・隈研吾さんが手がけたデザインで、大きな石を積み上げたような独特の外観が目をひきます。
その迫力ある姿は、まるで巨大な岩のようで、他では見られない風景として写真映えも抜群です。
一方で、少し無機質で入りにくい印象を持つ人もいるかもしれませんが、近づいて見ると細かな工夫や素材の美しさに気づくことができます。
建築そのものが見どころのひとつになっているのも、このミュージアムの魅力です。
隈研吾さんの設計した圧巻の建築物は一見の価値あり
③3万冊以上の漫画・ラノベを自由に読むことができる
3万冊以上の漫画やライトノベルを自由に読むことができる「マンガ・ラノベ図書館」があり、ファンにとってはとても魅力的な空間です。
人気作品から少しマニアックな本までそろっていて、時間を忘れて楽しむことができます。
ただし、席数には限りがあり、混雑時にはゆっくり読めないこともあります。
それでもこれだけの数の本を自由に手に取れる場所はめずらしく、本好きにはたまらない体験ができるでしょう。
3万冊以上の本が読み放題で魅力的ですが、混雑時は席が限られゆっくり読めないこともある
角川武蔵野ミュージアム周辺のおすすめスポット
これから角川武蔵野ミュージアムを観光するなら周辺の観光スポットも抑えておきましょう。
もし、角川武蔵野ミュージアムをつまらないと感じてしまっても、周辺のスポットで挽回ができます。
観光全体の満足感が上がれば、行って良かった旅にすることができます。
所沢航空記念公園
かつて日本初の公式飛行場があった歴史を持つ、約50ヘクタールの広大な県営公園です。
園内には実機やレプリカの航空機が並ぶ「所沢航空発祥記念館」があり、フライトシミュレーターや大型映像など体験型展示も充実しています。
また、広い芝生広場やジョギングコース、日本庭園、茶室「彩翔亭」などもあり、一日中のんびり過ごせるのが魅力です。
平日は静かな散策に、休日はイベントやランニング、熱気球体験など多彩な楽しみ方が可能です。
歴史と自然、学びと遊びがバランスよくそろった所沢の代表的な観光スポットです。
武蔵野樹林パーク
武蔵野樹林パークは、ところざわサクラタウンのすぐそばにある自然豊かな公園です。
四季折々の植物に囲まれた遊歩道が整備されており、散歩やちょっとしたリフレッシュにぴったりの場所です。
園内には「隈研吾デザイン監修の神社」もあり、モダンな建築と自然が調和した空間となっています。
ミュージアムやイベントの前後に立ち寄るのにもおすすめで、静かな時間を過ごすことができます
武蔵野坐令和神社
武蔵野坐令和神社(むさしのにますれいわじんじゃ)は、角川武蔵野ミュージアムに隣接する神社で、2020年に創建された新しい神社です。
「令和」の名を冠した全国でも珍しい神社として注目を集めています。
建築は隈研吾氏によるもので、現代的で洗練されたデザインが特徴です。
学問や文化のご利益があるとされ、来館の記念や心を落ち着けたいときに立ち寄るのにぴったりの場所です。
静かで神聖な雰囲気が感じられます。
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