日本三大がっかり観光地とも呼ばれるはりまや橋。
全国的にも有名なよさこい節にも登場することでも有名で、その悲恋の物語からはりまや橋を訪れる人もいます。
しかし、そんなはりまや橋を観光してがっかりしたという口コミも多く存在します。
今回は、はりまや橋を観光してがっかりしてしまうことについて解説をしていきます。
はりまや橋を観光してがっかりしてしまうポイントを知れば、楽しむためのコツが見えてきます。
観光ではりまや橋に行きたいという方は、ぜひこの記事でがっかりポイントを避けられるようにしてください。
はりまや橋でがっかりすること5選

まずははりまや橋でがっかりしやすいポイントを紹介します。
ここから、それぞれのがっかりポイントの内容について解説をしていきます。
しっかりと対策をすることで防げるものもあるので、事前準備にいかしてみましょう。
①橋と言ってもサイズは小さく、川もなくなっている
観光名所の橋というと、自然の中にある巨大な橋や高所をイメージする人も多いでしょう。
はりまや橋は高知市の道路上にある橋で、長さも約20mほどしかありません。
かつては堀川にかかる橋でしたが、現在は川も埋め立てられています。
橋の下もコンクリートで埋められ、橋をイメージしていくとがっかりしてしまうでしょう。
橋自体も鉄筋コンクリート製で昭和に作られたもので歴史もそこまで古くはありません。
橋という名前だが、川もなく長さも約20mしかない
②はりまや橋は何度も作り直されており4つある
はりまや橋はもともとは江戸時代にあった橋ですが、火事で焼失しています。
その後、明治時代に鋳鉄製が作られましたが、こちらも昭和の都市開発で撤去されています。
この2つのはりまや橋は、現在「はりまや橋公園」に設置がされています。
江戸時代のものは、再現されたレプリカですがこちらをはりまや橋と呼ぶ人も多いです。
さらに、鋳鉄製の橋はホテル三翠園にもレプリカが存在しています。
現在の道路になっているはりまや橋を含めて4カ所のはりまや橋があることも知っておきましょう。
はりまや橋は昔のものやレプリカがあり合計4つある
③なぜ有名なのかを知らないと魅力が分からない
もともと江戸時代に播磨屋と櫃屋という2つの店の間にかかる橋でした。
では、なぜ人気かというと高知県の民謡「よさこい節」に登場するからです。
特に竹林寺の僧と鋳掛屋の娘の悲恋物語ではりまや橋は有名です。
想い合った2人が駆け落ちの末に、捕まり離れ離れになってしまうといった内容です。
この「よさこい節」を知ってから見るとはりまや橋の見え方もまた変わってくるでしょう。
「よさこい節」に登場することではりまや橋は有名なので、行く前に聞いておこう
④写真を撮るくらいしか楽しみ方がない
よさこい橋は短い橋で、町中にあるため景色を楽しんだりはあまりできません。
はりまや橋公園にある江戸時代のレプリカの方が朱塗りで見栄えがいいくらいです。
また、川についてもはりまや橋公園には人工ですが水を通しているのに対して、本物のはりまや橋に水はありません。
写真を撮るぐらいしか楽しみがないので、滞在時間は短く設定しておきましょう。
写真ならはりまや橋公園の朱塗りのレプリカの方がいいかもしれない
⑤日本三大がっかり観光地に選ばれている
はりまや橋は日本三大がっかり観光地に選ばれており、がっかりした人が多いと言えます。
知らずに行って、周りの人からがっかり観光地だと指摘されるとショックを受けてしまうでしょう。
ただ、それだけ全国的に行く人が多い観光地と言えますので、気にする必要はないです。
逆に話のネタには絶対になるので、笑い飛ばす気持ちで行くのがおすすめです。
がっかり観光地として有名で、周りから指摘をされる可能性が高い
はりまや橋を観光したリアルな口コミ
ここからは実際にはりまや橋を訪れた人たちの口コミを紹介します。
ここまで紹介をしたがっかりなポイントを実感している口コミや、それでも満足できた口コミも存在します。
実際に観光をした人たちの感想もぜひ、はりまや橋を訪れる際の参考にしてみてください。
はりまや橋を観光してがっかりした口コミ

パッと見ると「こんなもんか」となってしまう笑
見る価値はそんなにないかな。

三大がっかり観光地をすべて見たけど、はりまや橋が1番がっかりした。
本当になにもない。

初めて見に行ったときには小ささにびっくりした。
知らないと気づかないで通り過ぎてしまうと思う。

交通の要所だから車を停めることもできないし、降りて見るほどでもなかった。
観光客っぽい人もほとんどいなかった。
はりまや橋の見所を楽しめた口コミ

禁断の恋の舞台になった背景があるだけで素敵に見えてくる。
地下広場の展示も面白かった。

がっかりと言われているけど、渡ってみると意外と楽しい。
昔の感じが味わえるよ。

高知県でも有数の有名なスポットだし、やっぱり寄ってみるのがおすすめです。
可愛らしい色合いと大きさで、風情がありました。

繁華街のすぐ側で、食事のついでに寄ることができた。
がっかり観光地として有名なだけあって逆に感動した笑
はりまや橋でがっかりしないための対策
ここまで紹介してきたがっかりなポイントに対する対策をまとめました。
はりまや橋という名前から橋をイメージしすぎるとがっかりしてしまう観光スポットです。
川が埋め立てられ、昔の姿から何度も架け直されており橋としての役割はほぼありません。
行く場合は、やはりよさこい節の事前知識を持っていくことがいいでしょう。
8月にはよさこい祭りも開催されているので、その時期に行くとはりまや橋と併せて楽しむこともできます。
はりまや橋周辺のおすすめスポット
個人で旅行をするときもはりまや橋を観光するなら周辺の観光スポットも抑えておきましょう。
もし、はりまや橋にがっかりしてしまっても、周辺のスポットで挽回ができます。
観光全体の満足感が上がれば、行って良かった旅にすることができます。
はりまや橋商店街
全長約120mある商店街で、木造のアーケードが全国的にも珍しく趣があります。
雰囲気を楽しみながら、商店街を散策してみると食事もできておすすめです。
金曜日には市が開催されていて、地元の食材などを求めて多くの人が訪れます。
また、夏のよさこい祭りの競演場の1つにも選ばれており、その時期は特に活気があります。
高知よさこい情報交流館
高知で有名なよさこい祭りの歴史を学んだり、実際の体験もできる施設です。
実際の衣装を着たり、鳴子を持ってよさこい踊りを実際にすることもできます。
鳴子作りの体験もできるので旅の思い出に作ってみても楽しいと思います。
色々な色が使える鳴子は子どもでも興味が持ちやすいので子連れにもおすすめの施設です。
ひろめ市場
フードコートスペースで地元の食材を使った料理を味わうことができます。
中でもカツオのたたきは高知の名物なので、ぜひ食べておきたい一品です。
お土産選びにも最適で、鮎の酒盗や芋けんぴなど名物も多く手に入ります。
見て回るだけでも楽しいお店が多い観光スポットになっています。
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