京都の紅葉スポットして人気がある瑠璃光院は人気な観光スポットです。
京都を紹介するパンフレットなどに写真が使われることも多く、名前を知らなくても写真を見たことがある人も多いでしょう。
ただ、実際に瑠璃光院を観光に訪れるとがっかりしたという感想を持つ人もいます。
人気のある瑠璃光院を観光してなぜがっかりしてしまうのか、その理由を解説していきます。
瑠璃光院を観光してがっかりしてしまうポイントを知れば、楽しむためのコツが見えてきます。
観光で瑠璃光院に行きたいという方は、ぜひこの記事でがっかりポイントを避けられるようにしてください。

瑠璃光院のがっかりポイント5選
まずは瑠璃光院の観光でがっかりしやすいポイントを紹介します。
ここから、それぞれのがっかりポイントの内容について解説をしていきます。
しっかりと対策をすることで防げるものもあるので、事前準備にいかしてみましょう。
①事前予約を忘れて瑠璃光院に入れない
瑠璃光院は年間で拝観できる期間が春・夏・秋でそれぞれ決まっています。
その期間以外でふらっと訪れてしまうと中に入れずにがっかりしてしまいます。
事前に拝観時期を確認してから訪れるようにしましょう。
また、秋の紅葉の時期には事前予約が必要な期間があることも覚えておきましょう。
事前予約なしだと入ることができないので、観光する時期が事前予約が必要な期間かは必ず確認が必要です。
拝観時期の案内や事前予約の案内は瑠璃光院の公式HPに掲載をされていますので、1度ご覧ください。
瑠璃光院は拝観時期が決まっている上に秋には事前予約が必要な期間がある
②混雑状況で整理券の時間が変わるからスケジュールが組めない
秋の事前予約時期を避けて瑠璃光院を訪れると整理券を購入することができます。
ただ混雑状況によっては、整理券がなくなっていて無駄足に終わりがっかりすることもありえます。
また10分区切りで40人ずつの案内となるため、整理券をもらってもすぐには入れません。
指定された時間になるまで時間をつぶす必要があることにも注意が必要です。
土日などには5時間待ったという人もいるくらいなので、整理券を購入してから時間をつぶす場所を決めておきましょう。
瑠璃光院を観光するときには、朝一で整理券をまず購入してから他の場所を観光するのがおすすめです。
朝早くに瑠璃光院の整理券を買わないと入れない場合もある
③アクセスが悪くて観光ルートががっかりなものになる
瑠璃光院は京都駅から電車で1時間ほどかかり、中心地からは離れた位置にあります。
他の有名な観光地からアクセスが悪いので、計画を間違えると観光全体でがっかりな結果になってしまいます。
特に初めて京都に訪れる人は瑠璃光院を訪れるなら、その前後にどこを訪れるか事前準備が欠かせません。
金閣寺や清水寺など有名スポットと併せて観光するのは難しいことを知っておきましょう。
また、整理券を購入してから実際に中に入れるまで時間が空くことも多いので待ち時間に合わせて観光プランをいくつか作ることをおすすめします。
中心地から外れているため旅行プランの組み立ては慎重にしよう
④金額が高いわりに楽しめなくてがっかり
瑠璃光院の拝観料は大人1人2,000円で小人1人1,000円です。
同じ京都の有名な観光スポットの金閣寺や銀閣寺の拝観料が大人1人500円なのに比べると割高です。
1,000円より高い拝観料の神社仏閣も多くはないので、値段に見合わないと感じてしまうとがっかりしてしまいます。
写経の体験や記念のサインペンがもらえるので、それも含めて高いと思うかは個人の感覚にもよるかもしれません。
ただ、写経のスペースは常に人が多く落ち着いて写経ができないという意見もあることは注意しておきましょう。
もちろん京都有数の紅葉スポットで写真映えもしますが、値段と見合うかは事前によく考えてから観光するようにしてください。
拝観料は写経体験は込みだが、大人1人2,000円と割高に感じる人もいる
⑤古い歴史があるわけではない
京都の神社仏閣を観光するときに、その場所の歴史を楽しみにしている人も多いでしょう。
では、瑠璃光院の歴史はというと、元々は明治時代の実業家田中源太郎の別荘が始まりになります。
そして現在の形に落ち着いたのが大正時代の後期となるので、京都の神社仏閣の中でも歴史は浅いです。
個人の所有する別荘から始まり、高級料理旅館だった時期もあるなど京都でも異色な歴史を持つ建物です。
神社仏閣の歴史を楽しみに観光をしようとしている人には、瑠璃光院はがっかりスポットになってしまうかもしれません。
瑠璃光院ができたのは明治時代と京都の神社仏閣としては歴史が浅い
瑠璃光院を観光したリアルな口コミ
ここからは実際に瑠璃光院を訪れた人たちの口コミを紹介します。
ここまで紹介をしたがっかりなポイントを実感している口コミや、それでも満足できた口コミも存在します。
実際に観光をした人たちの感想もぜひ、瑠璃光院を訪れる際の参考にしてみてください。
瑠璃光院を観光してがっかりした口コミ

かなり前から予約が必要だし、紅葉が見頃のタイミング難しい!
ネットでよく見る画像も加工マシマシだから期待しすぎない方がいいよ。

瑠璃光院の拝観料2千円ってめっちゃ高すぎ!
混雑してたらゆっくり見れないし、元なんて取れない…。

昼前に行ったのに整理券が売り切れてて入れなかった…。
どうしても見たいなら朝一に行くのがおすすめ。

整理券が3時間後の入場しかなくて諦めて帰った。
こんなに混んでるとは思わなかった!
瑠璃光院の見どころを楽しめた口コミ

瑠璃光院は誰でも超綺麗な紅葉の写真が撮れるからおすすめ!
みんなに褒められて調子乗ってますw

5月に行ったら紅葉の時季より人が少なくてマジで良かった!
写真も撮りやすくて、新緑も写真映えした!

閉館直前に予約を入れて、瑠璃光院がライトアップされていく光景を見られて感動した。

高めの拝観料だと思ったけど、入ってみたら納得。
机に緑が映ってとても綺麗な景色が広がっていました!
瑠璃光院でがっかりしないための対策
ここまで紹介してきたがっかりなポイントに対する対策をまとめました。
事前に瑠璃光院の特徴を理解しておくことで、つまらないと感じることを避けることもできます。
また、どうしても合わないと思うようなら、そもそも行かないという選択をすることもできます。
ただ、瑠璃光院には他にはない独自の楽しみ方ができるコンテンツもあります。
ここからはより瑠璃光院を楽しむことができるよう、おすすめの楽しみ方を紹介していきます。
①机リフレクションは写真映えがよく、季節ごとの違いも楽しめる
瑠璃光院の代名詞とも言える鏡面の机に映る美しい光景は写真映えがとてもいいです。
紅葉の写真がSNSなどによく見られますが、春の青もみじもまた人気があります。
天気や時間帯によっても見え方が変わるので、何度も訪れたくなる絶景と言えます。
もちろん、人気がある分混雑はしていますが、順番に撮影できるのでスタッフの指示に従いましょう。
季節や時間ごとに見え方が変わる鏡面机の光景は何度も訪れたくなる絶景
②苔が魅力の庭園「山露路」は静かな雰囲気で落ち着いた時間を過ごせる
苔むした庭園「山露路」も瑠璃光院の紅葉とはまた違った趣があります。
約48種類以上の苔が敷き詰められた庭は、落ち着いた雰囲気でゆっくりと過ごせます。
特に雨上がりには苔がみずみずしく輝き、より魅力的な光景を楽しめます。
「山露路」の中央には十三重石塔が置かれており、厳かな雰囲気を高めてくれます。
庭園「山露路」には約48種類以上の苔が敷いてあり、落ち着いた時間を過ごせる
③茶屋「喜鶴亭」での抹茶体験で日本の伝統文化を味わえる
瑠璃光院の日本らしい自然の中で、抹茶体験ができる茶屋「喜鶴亭」もぜひ寄りたい場所です。
畳の上で正座をして抹茶と茶菓子を楽しめば、日本文化をより感じることができます。
「喜鶴亭」から見える臥龍の庭は、岩を龍の頭に見立てており紅葉を楽しむこともできます。
通常の拝観時に立ち寄ることができるので、拝観の際にはぜひ立ち寄るべき場所です。
「喜鶴亭」からは臥龍の庭を眺めながら、抹茶体験で日本文化を感じられる
瑠璃光院周辺のおすすめスポット
個人で旅行をするときも瑠璃光院を観光するなら周辺の観光スポットも抑えておきましょう。
もし、瑠璃光院にがっかりしてしまっても、周辺のスポットで挽回ができます。
観光全体の満足感が上がれば、行って良かった旅にすることができます。
ガーデンミュージアム比叡
モネやルノワールと行った著名な画家達が描いた景色をモチーフにした庭園が広がる写真映えスポットです。
時期によって見られる花は変わりますが、ローズガーデンや睡蓮の池は絵画のような光景が見られます。
また、そこに行くまでの叡山ケーブルのロープウェイから見える景色も人気があります。
冬季の間に休業期間があることには注意をしましょう。
蓮華寺
こちらも紅葉で有名な日本らしい庭園があります。
庭園に池が設けられていて、池泉鑑賞式庭園と呼ばれ紅葉の時期以外でも池と庭の美しさを楽しめます。
また、比較的混雑しない寺でもあり穴場的存在として、静かな時間を過ごすのにも向いています。
ルイ・イカール美術館
フランスの画家、ルイ・イカールの作品を展示した美術館です。
繊細な銅版画で描かれた繊細な女性が特に魅力的で、展示方法にもテーマが現れています。
小さな美術館でゆったり楽しむのに最適で、静かに芸術に浸ることができる施設です。
また、瑠璃光院に付随した施設で入館料は瑠璃光院の拝観料に含まれているので、無料で見ることができます。
瑠璃光院に入る時間までの待ち時間に行ってみるのもおすすめです。
コメント