150年以上の歴史を持つホテルで、気候条件で色が変わる温泉や豊富なバイキングで人気を集める鳴子ホテル。
歴史がありながらも、大規模なリフォームをしたことで温泉や食堂などの施設も新しさがあります。
しかし、そんな鳴子ホテルに宿泊してがっかりしたという口コミも多く存在します。
今回は、鳴子ホテルを観光してがっかりしてしまうことについて解説をしていきます。
鳴子ホテルに宿泊してがっかりしてしまうポイントを知れば、楽しむためのコツが見えてきます。
鳴子ホテルに泊まりたいという方は、ぜひこの記事でがっかりポイントを避けられるようにしてください。
鳴子ホテルでがっかりすること5選

まずは鳴子ホテルでがっかりしやすいポイントを紹介します。
ここから、それぞれのがっかりポイントの内容について解説をしていきます。
しっかりと対策をすることで防げるものもあるので、事前準備にいかしてみましょう。
①バイキングのメニューが価格に見合わないという声がある
鳴子ホテルは料理を大きな魅力のひとつとして打ち出していますが、口コミでは悪い評判もあります。
料理が冷めていたり、メニューに大きな特色がないということが評価を下げています。
年々料理の質が下がっているという声もあり、大きな期待をしすぎるとがっかりしてしまうでしょう。
ただ、時季ごとに限定メニューを用意したり、朝食に手作りのあんこ餅が好評で良い評価もたくさんあります。
食事に関わる部分で、評価は分かれますが折角なら時季ごとのメニューを狙った方が楽しめるでしょう。
事前に公式サイトを確認すると季節の限定メニューの紹介が出ているので参考にしてください。
バイキングの料理が冷めていたり、年々料理の質が下がっているという声がある
②ライブキッチンが宣伝されているがやっていない日もある
サイトなどを見ると目の前で料理が見られるライブキッチンが宣伝されていますが、現在毎日は行われてはいません。
特に平日など混雑を避けていくとライブキッチンはやっていない可能性があることに注意しましょう。
混雑をとるか、ライブキッチンをとるかを考えてから予約をした方がいいです。
ライブキッチンがなくても、地酒コーナーがあったり地元の食材が楽しめるので十分という考え方もできます。
ライブキッチンは毎日はやっていないので、平日に行く場合は注意が必要
③温泉が塩素洗浄されたものもあり100%源泉かけ流しではない
源泉かけ流しを宣伝していますが、温泉内で循環をする都合で塩素洗浄がされています。
これは、お湯を循環させる以上は仕方ないですが、100%源泉を期待していると塩素の臭いにがっかりしてしまうでしょう。
鳴子ホテルは温泉が非常に大きいので100%源泉かけ流しにすることはできません。
特に清掃時に塩素を使用するようなので、清掃直後に入浴に来てしまうと塩素の臭いが強く感じるようです。
泊まりであれば、何度かタイミングを図ってみると色が変わる温泉も楽しめるのでおすすめです。
清掃直後には塩素の臭いが強くなるので、入るタイミングが大切
④トイレや風呂などが狭い部屋がある
鳴子ホテルは1873年創業の非常に歴史の古いホテルになっています。
そのため、リフォームなどは定期的にされていますが、古く感じられる部屋もあります。
部屋についているトイレやお風呂は構造上大きく変えられないためか昔ながらの狭いものだったという口コミもあります。
ただ、訪れてみると古いホテルなのにフロントや温泉、レストランの綺麗さに驚くかもしれません。
2011年にオリックス不動産㈱の支援で大幅なリニューアルが加わっているからです。
その際にリニューアルされた足湯付き客室はお洒落な見た目と景観が楽しめるのでおすすめな部屋です。
大幅なリニューアルが行われた足湯付き客室はお洒落で新しい
⑤日帰り温泉としては露天風呂や源泉かけ流しに不満がでやすい
鳴子ホテルは日帰り温泉としても利用できますが、温泉単独で見ると不満が残ります。
源泉かけ流しではありますが、循環する都合で塩素の臭いがしてしまう点には不満の声が多いです。
また、露天風呂もありますが景観はそこまで良くありません。
源泉が3つあり、温泉の種類が多いことは魅力ですが、色が変わる温泉などは1回入るだけだとそこまで楽しめないでしょう。
せっかく鳴子ホテルに行くのであれば宿泊前提にした方がいいかもしれません。
日帰り温泉としては、塩素の臭いや露天風呂の景観に不満が残りやすい
鳴子ホテルに宿泊したリアルな口コミ
ここからは実際に鳴子ホテルを訪れた人たちの口コミを紹介します。
ここまで紹介をしたがっかりなポイントを実感している口コミや、それでも満足できた口コミも存在します。
実際に観光をした人たちの感想もぜひ、鳴子ホテルを訪れる際の参考にしてみてください。
鳴子ホテルに宿泊してがっかりした口コミ

ビュッフェは品数は豊富だけど、味が冷食風に感じた…。
値段の割に…って感じだった。

初めて行ったけど、かけ流しの温泉じゃないし加水だけあってパンチがなくって残念…。

古いホテルだし仕方ないのかもしれないけど、汚れが気になった。
ところどころ埃が目についてちょっと微妙な気分になった…。

以前に来たときよりも料理の質が落ちたなぁ…という印象。
ライブキッチンで目の前で料理とサイトにはあったけど、実際はやってないし…。
鳴子ホテルでの宿泊を楽しめた口コミ

おもてなしも料理も温泉も最高!
特に温泉は気温や湿度で色が変わるのが不思議で楽しい!

日帰り温泉で立ち寄ったけど、硫黄泉は新鮮な気分で入れた。
泉質も色々とあって日帰りでも満喫できた。

バイキングが美味しくて大満足!
特にあんこ餅がお気に入りになったから、また食べに行きたいな。

泉質がいいのか入った後は肌がスベスベになった気がする!
貸切風呂も広々としていて大満足の旅行になった。
鳴子ホテルでがっかりしないための対策
ここまで紹介してきたがっかりなポイントに対する対策をまとめました。
歴史が150年以上あるホテルですが、リフォームによって古くささをあまり感じさせないホテルです。
それだけ長く愛されるだけあって、料理や温泉、接客などどれもレベルが高いものになっています。
鳴子温泉の源泉を3つ持っていることで温泉も十分に楽しめるのではないでしょうか。
鳴子ホテル周辺のおすすめスポット
個人で旅行をするときも鳴子ホテルに宿泊するなら周辺の観光スポットも抑えておきましょう。
もし、鳴子ホテルにがっかりしてしまっても、周辺のスポットで挽回ができます。
観光全体の満足感が上がれば、行って良かった旅にすることができます。
日本こけし館
東北地方の伝統高原品であるこけしが約5,000点も展示されている施設です。
地方ごとのこけしの特徴の違いがあって、見て回ると意外と楽しめます。
土日には職人の方が作成している姿を見ることもできるし、絵付け体験もできるのでお土産にもなります。
個性的なこけしを作って、世界に1つだけのこけしを手に入れましょう。
鬼首間欠泉
約10分間隔で15m高さまで噴出する「弁天」と、約20分間隔で5mくらいの高さまで噴出する「雲竜」の2つの間欠泉があります。
日本有数の間欠泉で大自然の大迫力な光景を見ることができます。
周辺には足湯や入浴施設もあるので、ゆっくりと楽しめるスポットです。
鳴子峡
紅葉スポットとして有名な鳴子峡ですが、渓流と大渓谷の光景は夏や冬の光景も絶景です。
遊歩道は初心者向けの約1kmのものと、より渓谷の中を楽しめる約2.2kmの2つがあります。
大自然の中を歩くことで、絶景を楽しみながら気持ちのリフレッシュにもなります。
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